なんで学校で教えてくれへんかったん？お金のことをよぉ…の巻

こんにちは

マメに働く作業療法士のまめです

今回は私がマネーリテラシーの大切さに気付くまでのお金遍歴です

母子家庭で祖父母に甘やかされてまくって育ってしまい、さほどお金に困ることはなく育った10代。高校では「女の子も手に職が必要な時代だ…」という祖母の洗脳教育を受け看護系学科に進学。少し方向転換し高校卒業後は作業療法学科のある専門学校へ入学。３年で卒業のところ、丁寧に４年かけ卒業。無事に国家資格も取得し、大きめの病院に難なく就職。毎月、給与明細の『差引支給額』の欄だけ見てボーっと生きてました。

そんなこんなで無事に私も人並みに26歳で結婚。お相手は一学年下の『THE建築業』のお方。まだまだ見習いで親方について修行中の「小方(コガタ)」で日当10000円のお方。さぁここからが超大変。私の苦労(？)ヒストリーの幕開けです。

結婚しよう！となって、一番早い大安の日。入籍届を提出するため市役所に向かいました。市役所の真ん前の駐車場に車を停めて、彼は話しだしました。

『ごめん。言ってなかったことあるんやけどさぁ。借金あるねん…２社…』

びっくり、なんとお金の借金発覚。使用用途はキャバクラ＆パチンコ。

『いくらあるん？やったら私返すわ！』と入籍。男前すぎる私。

入籍から少しして結婚式を挙げ、結婚式の次の日に私の独身時代の定期預金の解約。全額引き出し、そのまんま消費者金融に直行。借金返済しました。

このころ、当然のごとくマネーリテラシーは夫婦そろって皆無。あるだけ使う生活！

私は確定申告に縁がなかったので何の為にするのかさえもわからないので、夫が税務署に行き、税務署の人に教えてもらいながら申告(一日がかり)。ほんとに何にお金を払っているのかわからない。とにかく家にいろんな「お金払ってや‐」(国民年金や国民健康保険)の用紙が届くので払うという生活。もちろん貯金ほぼゼロでした。ぎりぎり子供用の貯蓄として児童手当やお祝いのお金などなどは絶対に手を付けづ貯金し子供の教育費の為に保険も加入してたのが、まだ救いでした。

 そんなこんなで、めでたく第２子誕生し住んでたアパートが狭く感じるように。

『まぁみんな家、建ててるし！うちも買っちゃう？？』

さぁここから大変。ハウスメーカーで話をしているうちに衝撃的な現実に直面…なんとまぁ過去のキャッシング履歴＆個人事業主で所得少ないので夫は住宅ローン組むのは無理でした。幸いにも私がお堅い病院勤務であり、夫よりも収入もあったので住宅ローンの借り入れに成功！私一人の肩に3000万円の住宅ローンを抱えることになりました。社会的信用の大切さをここで知る私たち夫婦でした。

そんなこんなで無事(？)に家は建ち、引っ越し。それを機に家の近くの病院に転職(年収UP)。ここでやっと【お金の大切さ】を身をもって知ります。 

入院費の支払いができない老人が多い！

病院から生活保護の申請をする人が多い！

家へ退院した際の介護費が支払えない！

施設に入れない！

⇒貧困老人が多い！

そして私は気付いてしまいました。その中でも国民年金の人が貧困に陥っているということを。…ん？…そういえばうちの夫って【国民年金やん！！これってヤバイ…】

29～30歳で、私は大切なことを知りました。【社会的信用がなければローンは組めない】【お金は大切】そして【老後に向けて今すぐ取り組む必要がある】と。何も考えずボーっと生きてた自分を恨みました。世間知らずな自分が恥ずかしくなりました。でも祖父母に甘やかされて育ったのでポジティブな性格が活きました。ネット、本、生命保険を売るおばちゃんにいろいろ教えてもらいました。今では、周りの友達よりすこし税金や社会保険制度について詳しくなりました。国の制度は変化しますし、自分のライフスタイルも変化します。変化に柔軟に応じて、家族の幸せのためにもこれからも【お金】に真剣に向き合い、資産を形成していきたいと思います！みんなも一緒にがんばりましょ！

 

…にしても学校でお金の授業ってありましたっけ？税金について、社会保険の仕組みなどなど授業でしましたっけ？絶対、学校でおしえなあかんやろぉ。