まめに働く どこまでも

下流老人にならないために仕事・子育て・投資に奮闘する作業療法士のブログ

ありがたい『社会保険』についての巻~職人・一人親方向け部分あり〼~

こんにちは

まめに働く作業療法士のまめです

 

社会人となり数年たっていても、いまひとつわからない社会保障…なんとなぁくしかわかりませんよね。本日は社会保障」の中でも特に必要な「社会保険」の①医療と②年金についてのお話です。

 

なぜ、一会社員であるまめが「社会保険」について調べるようになったのか。それは夫が一人親方だからです。個人事業主一人親方・職人さん…は会社員の多くが受ける社会保険(健康保険・厚生年金)と比べ保証が乏しいのです!

さぁ、会社員のみなさん今一度、社会保険のありがたみをかみしめてくださいね!

さぁ、一人親方のみなさん今一度、自分の受けることが出来る保障の確認&不足している部分に備えましょう!

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社会保障を知り将来を考えるきっかけに…

 

社会保障てなんやねん

簡単にまめの言葉で説明すると「国民が人間らしく生活できるように、国がいろんな制度で保障制度で手助けするよ」ということです。詳しくはこちら(急になげやりw)☟

kotobank.jp

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社会保障って幅広いですよね

たくさん難しい言葉が書いているので、まめなりに表にしてみました。たくさんの制度があるので、この記事ですべて紹介しきれません。今回の記事では①医療と②年金についてご紹介しますね。

医療保険

全ての人に加入義務のある保険制度です。みなさん病院でだすアレ。保険証を持っていますよね?それです。職種や年齢によって加入する保険が異なります。会社員や事業者が加入しているのが健康保険(社会保険ともよく言います)で、健康保険やその他の公的医療保険に加入していない方は国民健康保険となります。

健康保険では個人の収入をもとにして都道府県ごとに決められた料金表に基づいて保険料が定められます。そして毎月支払う保険料の半分を雇用者側(会社側)が負担する仕組みになっているので自己負担は半額となります。半分も会社が負担してくれていて本当にありがとうございます…

しかし国民健康保険では世帯ごとに加入者数、収入をもとに市町村が定めます。国民健康保険の保険料は被保険者が全額負担することになります。これがなかなか大きな出費なんですよね…

②年金

【年金】と聞くと【老後の生活を保障してくれる現金給付】と思いますよね。しかし老後の生活だけでなく、障害、死亡に対して保証してくれる制度でもあります。
積み立てた金額に応じて、老齢年金や病気やケガで障害を負った場合に受け取れる障害年金、加入者が死亡した場合に遺族が年金を受け取れる遺族年金などがあります。

ここでも個人事業主一人親方などの会社に属していない場合は【国民年金】となり約16500円の月額保険料は全額負担となります。しかし会社員・公務員は【厚生年金】となり給与と賞与から算出した年金保険料額を雇用主と被保険者(自分)とで折半した負担額となります。つまりここでも会社員は半額の負担

【年金制度は3階建て】(下記図参照)と言われており、1階部分の基礎年金(国民年金)は20歳以上になればみなさん一律で保険料を支払うことになります。この年金制度のポイント【年金額は積み立てた金額に応じて受け取る額が違う】というところにあります。

正直、1階部分の積立額(現在は月16500円程度の国民年金保険料)では、老齢年金の受取額は食費ぐらいにしかなりませんし(食べ過ぎ?)、万が一の場合ですが障害年金だけ、遺族年金だけでは十分に暮らしていくのは難しいと思います。そのために2階・3階部分を大きく積み立てていく必要があります。特に3階部分の確定拠出年金は掛け金が全額所得控除されるメリットもあるので、家計とのバランスや将来設計を踏まえて可能であれば加入が望ましいと思います。

 

年金は3階建てなのでいかに上の部分を増やすと安心度が増す

 

一人親方医療保険

国民健康保険料は個人での加入となると全額負担…まめにとっては夫の国民健康保険料は高額で悩みの種でした…。が、少し負担額を抑える方法がありました。それは【健康保険組合】に加入するのです。自分がどの組合に加入できるかは【健康保険組合と(自分の住んでいる)都道府県名や業種名】で検索するとヒットします。まめ夫の場合は【健康保険組合 大阪 建築業】と検索して出てきたところに電話で問い合わせ加入できるか確認しました。組合ごとに保険料の決め方などに違いがありますので、加入した場合の保険料が国民健康保険と比べてどちらが安くなるのか、組合ごとの取り組みは自分が必要なのか等、比較して加入することをオススメします。

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目の前の仕事だけでなく将来も見据えてくれ…

 

年金の受給額を少しでもお得に!少しでも増やすために!

 会社員は勤めていると自動的に厚生年金となり2階部分を積み上げていくことが可能ですが、国民年金のみだと1階部分のだけの受給額…これでは生活できません。

年金支払額を少しでも少なくするワザとして、金保険料のまとめ払いがあります。国民年金は半月払い、1年払い、2年払いがありそれぞれ少しお得になります。一番お得になるのは2年払いです。

また自分で2階建て&3階建て部分を準備しなければなりません。まず2階建て部分を補うのにとってもお手軽にできるのが毎月400円の保険料をプラスするだけでOKの【付加年金制度】があります。こちらは市役所の窓口で申し込みします。付加年金額は「200円×付加保険料納付月数」で2年加入すると元がとれます。

…がこれだけではまだまだ安心できる老後資金とはなりません。そこで国民年金基金『イデコ』があります。国民年金加入者が2階建て3階建て部分として加入でき、掛け金の上限が2つあわせて月額68000円となっています。

 

まだある制度!『小規模企業共済』があります!

この制度は月額掛け金の上限は70000円で上記の2つの制度同様に掛け金は全額所得控除が可能です。予定利率は約1%と利率は低いのですが、最大のメリットは60歳未満でも解約することができるというところです。また国民年金基金とイデコとは別枠の控除なので4階部分を所得控除をしつつ備えることができるのです!これはお得じゃありませんか??

 

 まめ夫の加入状況

うちの夫は月400円をプラスする付加年金と小規模企業共済に加入しています。小規模企業共済は月額20000円に設定しました。イデコや国民年金基金も検討しましたが、一度加入すると途中解約ができないことがネックでした。どれも満額で加入すれば安心の老後を迎えることが出来るでしょうが…ない袖は振れないので、まずはいろんな状況やパターンを想定してできる範囲で始めました。一人親方の嫁の心労は計り知れません。まめは働き続けなくては…

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