まめに働く どこまでも

下流老人にならないために仕事・子育て・投資に奮闘する作業療法士のブログ

一人親方の『お金』と『保障』…職人、個人事業主、フリーランスもみんな集まれ‼の巻

こんにちは

マメに働く作業療法士のまめです

まめの夫は建築業(新築一戸建中心)の一人親方です。一人親方(ひとりおやかた)とは、建設業などで労働者を雇用せずに自分自身(と家族など)だけで事業を行う事業主のことです。ではこの記事を見ている皆様。今、先月の収入・経費・所得を言えますか?前年度分の所得税はいくら支払いましたか?…すぐ答えれる方は少ないのではないのでしょうか。そして毎月の収入の幅がすごくて家計管理が大変…想定外の出費で今月ピンチだよ…という一人親方の嫁の皆様方も必見内容となっております。

 

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大工、とび職、足場組み、電気、配管、スレート工、コーキング、サイディング…様々

うちの夫は職人気質からか「目の前の仕事してりゃええねん!」とか、「高卒の俺にはそんな難しいこと(確定申告などの税関連、保証関連)はわかんねぇよ!」というタイプです。職人の皆様、きっとそういう方が多いはず。

 

なぜお金と向き合わなければいけないのか?

まず第一に毎月の収入・支出・所得にばらつきがあります。なおかつボーナスなんてなし、退職金なんてもってのほかです。人生100年時代と言われています。体力仕事を何歳まで続けますか??はたして、月7万円の貰えるのか貰えないかもわからない国民年金で30年の余生を楽しんで生きれるか想像してみてください。さぁ、自分自身と家族を守るためにお金の管理を始めましょう。

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向き合う時が来た…

まずはお金の流れを安定化

まずは毎月の「収入:入ってきた額」「支出:仕事関連で出て行ったお金」「所得:残ったお金」を書き出します。できれば年間を通してお金の流れをつかむ必要がありますので、1年間分をまとめましょう。確定申告でしている方は、引っ張り出してください。注目すべきは「支出」です。まず①毎月どうしても必要な経費②流動的な経費③その他(仕事用の車の重量税や車検、確定申告などの年に1回の経費)にわけます。

 

うちの場合…

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支出の内訳表(大まかな金額で図を作成しましたので参考までに)

あとは「所得」の予算決めです。家計に入れる額はその家庭、それぞれの家族構成や事情もあるので単身者であればご自身で、家庭がおありならもちろん家族で話し合って、必要額を算出しましょう。

「支出(経費予算の総額)」「所得(家計分)」を算出すると収入額の最低ラインを見つけることができます。目標を明確にすることはとても大事です。

上記の図の支出(経費予算)として35万円+家計に入れる「所得」25万円とすると=60万円が収入の最低ラインであり、逆に言うと所得60万円以上のお金は『より生活に安心や気持ちに余裕を持つことができるお金』なのです。

 

ここで保障についても考えよう

一人親方などの個人で仕事を請け負って行っていると『会社に雇用されている』のでないので社会保障が会社員に比べて手薄です。会社から得た給料の場合、支給額からいろいろ引かれて、手取り額となります。この『いろいろ引かれて』の部分が社会保険です。一切の面倒な手間は、会社側が担ってくれます。健康保険料や厚生年金、労災保険雇用保険…本当にありがたいです。保障部分の記事は後日UP予定です。

 

行き場のない老人の多くが国民年金

病院で働いているまめは、たくさんの老人を見ています。入院費が払えない人、介護が必要なのに介護保険料の未納で介護を受けることができない人、年金受給額が少なく施設に入居できない人…たくさんいます。人生100年時代です。自分の人生です。難しいから、知らないからと避けて通ると、老後につらい現実が待っているかもしれません。

知識があると自分の稼いだお金を手元に残すことができるんです。一人親方、職人、個人事業主の節税方法や老後資金の貯え方は、調べればたくさん出てきます。スマホがあれば調べることができるんです。まずは収支の管理、予算の組み立てから一緒に始めてみませんか?マネーリテラシー高めていきましょう!

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